東京でいいイメージを持たれるエリアとは?
プロフィールは履歴書ではないので、厳密に書く必要はありません。
最寄り駅は少しでもおしゃれなイメージのある駅にしておきましょう。という提案です。
プロフィールや自己PRに最寄の駅を現実どおり、忠実に書いてはいませんか?
履歴書と違い、定期代を申請するわけではないので、厳密に書く必要は全くありません。
詳細なプロフィールを記入する必要がある結婚系のサイトでも言えることですが、他はともかく、こと最寄り駅の情報に関しては、多少の詐称(さしょう)も全然OKなのです。
なぜ詐称が必要なのか、もうおわかりですね。
少しでもおしゃれなイメージの駅を最寄にしておいた方が「受けがいい」からです。
幸いにも東京にはさまざまな沿線が縦横無尽に走っていますし、駅と駅の間も地方より狭いので、駅や沿線を多少ずらして最寄り駅として紹介しても、底上げを見抜かれることはめったにありません。
小田急線には下北沢と代々木上原という急行列車停車駅に挟まれた「東北沢(ひがしきたざわ)」という各駅停車の地味な駅があります。
東北沢という駅名にピンとこない人も多いと思いますが、プロフィールやPR文には最寄り駅を、若者に絶大な人気を誇る下北沢駅とするか、地下鉄の千代田線も乗り入れる都市生活者には比較的メジャーな代々木上原駅とした方がよいでしょう。
また、目黒区下目黒あたりの住まいの人で東急目黒線の不動前が最寄でも、山手線の目黒駅、もしくはちょっと離れてはいますが、東急東横線の学芸大学、祐天寺駅などとすることをおすすめします。
不動前がダサい、というわけではなく、あまり聞きなれない「東急目黒線の不動前」とするより、どんな田舎から上京してきた人でも必ず知っている「山手線の」目黒駅にした方がメジャー感が出ますし、「東急東横線」が持つ、一級上のイメージを利用しない手はない、ということなのです。
他にも、西武新宿線よりは中央線、埼京線よりは都営三田線、などエリアによってさまざまな「より受けのいい沿線」が存在します。
上京したてで間もない人は駅や沿線の持つイメージをまだ把握しきれていないことでしょう。
本来は上京(引越し)前に下調べしておきたいところですが仕方ありません。
コンビニなどにも並んでいて手に入りやすい「ぴあ」や「東京ウォーカー」などのエンタメ・プレイガイド系の雑誌のエリア特集や、OL向け情報誌の「OZ(オズ)マガジン」などを読んで勉強しましょう。
さあ、自分の住んでいる地区の地図を購入して(移転届けの際に地図が配布される場合もあります)自分の住まいの近くに有名だったり、おしゃれスポットとして名のとおっている駅がないかどうかチェックしてみましょう!
「山の手」や「下町」という言葉をご存知でしょうか。
東京に限らず、地方都市などでもよく聞かれる言葉ですが、山のふもとの高台などの土地を「山の手」といい、海や川に近い土地を下の方にある町なので「下町」といいます。
明治維新以降の新政府に携わった薩長土肥(鹿児島、山口、高知、佐賀)の藩士たちが皇居周辺に移り住んだのが東京の山の手の起源といわれています。
たまに誤解される人もいますが、 「山の手」エリアは山手線沿線の駅周辺のことではありません。
「山の手」をぐるっと囲んだ沿線であることからそう名づけられました。
いわゆる選ばれた人たちだけが水害などを被るのを避けるために山の手に住まうことができたため、今でも「山の手に住んでいる」というと、お金持ちのイメージを持たれることが多いのです。
また、「渋谷」「市ヶ谷」「千駄ヶ谷」「阿佐ヶ谷」「祖師谷」などは地名を見てもわかるとおり、谷あいの下町だったことがわかります。
しかし、生粋の江戸っ子(東京に住み始めて三代続いてやっと江戸っ子、という定義があるようです)同士でもない限り、いくら「山の手に住んでいる」と訴えても(多くは九州中国四国地方の出なのですが)、地方出身者が多い東京ではなかなか相手の心に響かないのが実情で、むしろ谷あいの町「渋谷在住」の方が好感を得やすいのです。
次は「地方出身都民は必ず出身地を書け」を紹介します。
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